続いつも絶対向い風

ロードレース トライアスロン最弱の練習日誌

シシリエンヌ

 本日2回目を読み終えた。
 初めて読んでから長いこと封印してた。
 嫌な気分になった訳で読まなかったのではなく,話の終え方にダメージを受けたからでした。
 
 ハッピーエンドが好きだけど,長く心に残らない。
 シシリエンヌは心に刺さる棘になった。
 性描写が多いけど,純愛というか魂ささげる恋愛がテーマなんだろうか。
 
 ヒロインの姿は想像できないし,俳優さんに置き換えることもできない。つかしたくない。文字と情景のイメージ だけにしておきたい。
 ないだろうけど,映像化されるとしても演じることができる俳優さんはいるかもしれないが,この人イメージ通り だと自分が納得できる人はいないんだろうな。
 
 今回も読み終えて心が沈むわけではないけど,なんか穏やかでなく沈黙モードになってる。
 アマゾンのレビューを見ると続編あるのかな?と書いている方がいらっしゃったが,必要なのかなと思ってしま った反面,読んでみたい。堕ちていくさまを見てみたい。
 
 作者嶽本野ばら氏の他の作品は読んだことがない。
 シシリエンヌも天王寺の書店でたまたま手に取り読んだ だけで,作者や内容について何も知らなかった。
 他の作品も読んでみるべきなのか。シシリエンヌと同じようにダウナーに(僕にだけかもしれないけど)作用す  る作品が多いのだろうか。
 
 てな気分だったので,悪天候で実走行無しで,ローラーも乗ってない。
 明日少しでも外を走りたいけど雪予報だしどうなることか。
 
 今しばらくシシリエンヌの余韻に浸って僕と貴方のことを夢想しよう。