続いつも絶対向い風

ロードレース トライアスロン最弱の練習日誌

激突

 4月27日 水曜日 曇りのち雨
 休み
 昨晩,就寝前の天気予報によると今日はほぼ雨確定だったので,ゆっくりと起きるかと目覚ましをかけず目が
 醒めるまで寝ることにしました。
 自然と目が覚めると9時でした。昼過ぎてるだろうと思ったんですが。
 外は日が差してるし,天気予報を見ると15時ころから雨のようです。10時に発すれば14時には帰れるだろう
 というザッパな予定を立てて朝食,身支度を始めます。
 
 予定通り10時過ぎに出発したんですが,嵐山ばかりも飽きるのと雨の気配を感じればささっと帰れるかなと考
 えて,久しぶりに舞洲に行くことにしました。
 城北運河に至るまでに逆風を堪能し,2キロ周回だとゆる坂で向かい風だろうかと考えながら進みます。
 阪神淀川駅前を通って堤防沿いの道に出ようとしたら,工事のためか前面通行止めになっていました。
 43回りで行こうかとも思ったんですが,住宅街を走っているうちに邪魔臭くなって戻ることしました。
 
 来た道を若干の追い風にのりつつ走りますが,足がまわりません。ケイデンスのみ意識して大川を経由して
 毛馬から淀川堤防に入ります。
 淀川は強い追い風なのであっという間に何時ものスタート地点に到着しましたが,今から嵐山,木津川CRに
 行くのも面倒に感じたので,とりあえず御幸橋までは行こうと走り始めました。
 
 足がだるいというかあんまり回らないのでそこそこのペースで走っていると,広い道を遮るように工事現場で
 よく見る黄色と黒の鉄柵が二つ並んで設置されていました。
 道路端は草と車避けのための鉄柵が設置されている所で,ここは土日ともなると草野球やテニスコートの利
 用者の車が溢れ,人も溢れる走りにくい区間です。
 今日は平日の正午前のこともあり,車どころか人影も少ない状態でした。なんせ雨の予報ですから。
 鉄柵は道路右端から1.5m位の所に1個,左端からも1.5m位の所に1個置かれており,左右,中央が通り抜け
 れる状態だと僕は見ました。
 普段からなるべく進路左端を草を踏まんばかりに寄って走行しているので,当然そのままの進路で進みます。
 が,鉄柵まで10m位の所で,路上に置かれている鉄柵と非舗装部にコンクリで固定されてる柵にロープが張
 られているのを発見しました。
 急ブレーキをかけることしか出来ませんでしたが,なんとか転倒はせずに停車できました。ただ前輪はロープ
 を引っ掛け,それに引っ張られて鉄柵が僕の体の方へと倒れてきて当たっていました。
 
 咄嗟にビンディングを両脚とも外せていたおかげで転倒はしませんでしたが,それなりに被害がありました。
 1 前輪が振れてブレーキシューとすれる。若しくは車軸の歪みか。
 2 今月初旬にバイク事故で怪我した左膝部が打ちつけて痛いし,触るとブヨっとした感触があるので
   やっと直った傷が再度傷ついた模様(レーパン下にロングタイツを履いていたので見れない)
 3 倒れてきた鉄柵に引っかかったのか,レーパンに鉤破れ(帰宅して脱いだ時に気付きました)
 4 フルロックしたタイヤ痕が路面に残っているのを見て,タイヤを確認したら前後輪ともに下地が見える程に
   削れている場所がある。(つまり交換が必要てことです)
 とりあえず,自転車を横にあった看板に立てかけて,鉄柵を元に戻し,その後上の被害を確認しました。
 
 前輪の振れをとって帰宅するかとちまちま作業をしていると,横のグランドで草刈をしていた二人が鉄柵の方
 へと近づいてきました。一人が「やっぱり危ないで。あの兄ちゃんひっかかてたで」ともう一人に言います。
 それでも僕に声を掛けるでもなく,話しかけられた方の人が鉄柵をもとの状態にし,ロープをピンと張ります。
 僕も視力がいいほうではありませんが,高いお金を出して矯正グラスを作ってかけているので,人並みに前方
 は見えているはずです。でも直前まで柵は見えるもののロープは見えませんでした。
 そこでこの状態は辞めてほしいと伝えるために柵を直した人(後でこの柵を設置した人で,草刈作業の責任者
 と判明しました)に「これは見えませんよ」と声を掛けました。
 するとこの60前後の男性は「へ?見えへん?」と僕からすれば明らかに見下した様子で答えました。
 僕は普段からややすれば慇懃と言われかねないくらい丁寧な言葉遣いをするようにしているのですが,逆鱗
 に触れたので,いつもよりは汚い言葉でこの人と話をしました。
 
 様は下請けでやってる
 どこのですか?と聞くと顎で駐車場の方しゃくり指し「国交省」と答えます。駐車場には確かに国交省に雇われ
 たガードマンがいますが,この人は国交省在籍の国家公務員ではないでしょう。
 危ないと思わない?と聞くと
 あんたが引っかかったんやからそうかもしれんけど,指示されてるからしかたない。又考えるがな。
 等々
 当初,前輪の振れが取れれば帰ろうと思っていたんですが,この人の対応が余りにも失礼なのできっちりと
 話をすることにしました。
 看板に書かれている某部署が担当というので,そこに電話すると「法人で委託を受けてるけれども,そういう事
 故の対応は今話している人としてくれ」との回答でしたので直ぐに電話を切りました。
 話にはならないので,大元の管理はどこになるのか何回も聞くと,やっと「市の教育委員会のスポーツ振興課
 と答えてくれたので再度電話をしました。
 すると先ほどとは違い一通りの説明を聞いた後に現場に行くので待っていてくれとの回答でした。
 
 どんどん空は暗くなるし,体は冷えて寒い。膝も曲げると打ち身の痛さがあるし,そもそも切り傷的な痛さが強
 くなってきました。
 アームカバーをなんとなく持って行ってて助かった。
 しばらく待つと自転車で二人の方が着ました。課長と係長さんだそうです。改めて事情を説明し,鉄柵とロープ
 の設置状況を再現すると僕の危険ですよという言い分は理解してもらえました。
 当初,自分も前方をよく見れていなかったことが原因なので,何も求めるつもりはなかったのですが,現場責
 任者と名乗る人の余りにも失礼な態度が許せないので,今日のことについて市の責任であるのなら対応を説
 明してほしいと告げると,「教育委員会の管理地に付随する工作なので,当然責任はあるし対応もします」との
 ことでした。
 
 とりあえず氏名の交換をして引き上げることにしたんですが,この時点で既に2時間経過しており,大粒の雨
 でぐっしょりと濡れてしまいました。
 
 怪我については病院にいくほどでも無いようなので,内出血している血を抜いておきました。
 タイヤは前後輪とも使い物にならないというか,安全上問題があるので交換しようと思っています。
 5月1日の走行会には参加したいのでそれまでには交換しておかないといけないんですが,チューブレスタイ
 ヤを抜いて嵌める作業をは想像するだけでげんなりします。
 
 市の方は修理に関して保険で対応するかどうか検討するとのことでしたが,タイヤ交換とレーパン修理の面倒
 を見てもらってもいいもんなんでしょうか。
 
 こういうこともあるので,皆さんもCRだから安心と思わず走行してください。
 最後まで読んでくださった方,僕の愚痴に付き合っていただいてありがとうございました。
 ちなみに,僕に無礼な対応をした方は市のOBで現在はNPO法人で市の下請けの法人の下請けで草刈等の
 作業をしている方だそうです。
 下請けなら市のある部門の課長さんにあんな口は聞かないだろうなと思い,こっそり係長さんに聞くと言いにく
 そうに教えてくれました。
 
 本日の走行記録
  走行距離 46.36km
  Avg速度 22.62km
  Max速度 39.95km
  AvgCAD  73
  Avg心拍 126 
  Max心拍 153
  消費カロリー 1037Kcal
  走行時間 2:2:57
   嵐山往復  
 4月の清滝峠 0回目
 本年の清滝峠 12回目